ケンカは毎日ですか?
特に新学期がスタートしたとき、運動会などの行事が近づいてきたときなどに増えませんか?
たいていは、下の子が上の子にケンカを吹っ掛けていくパターンで始まりますよね…。
(ん?うちだけ???)
下の子にとって、お兄ちゃん、お姉ちゃんは八つ当たりする格好の的。
疲れて、
・自分の思い通りにいかない。
・イライラする。
そんな時、一番身近にいて、なんとなく勝てそうな気がする(←勝てないのに!)時に、八つ当たりをしていきます。
他の子なら、ちょっと我慢しようかな…と思うことも、お兄ちゃんお姉ちゃんには遠慮しない。
実際は、仲がいいんですね。
ケンカを吹っ掛けても大丈夫という安心感があるのでしょう…。
上の子にとってはたまったもんじゃありませんけどね(^-^;
これで、上の子も疲れて、下の子に加減できなくなっている時は、最悪です。
キーキーギャーギャー終わらないケンカが始まります…。
「ママ~」と、助けを求めてきても、我が家は最近、
「とことん話し合ってください。
解決するまでご飯はあげません」
と、突き放します。
↑人とコミュニケーションをとっていくための練習です。
最近は兄姉弟妹の人数も減り、一人っ子の家庭も増えてきましたが、子どもの頃からケンカして、話し合って、仲直りをして、社会に出た時の抵抗力を身に付けていくように感じます。
うるさいのを我慢して、ケンカを静観してあげるのも、必要かも。
気が済むまで話し合ったら、小児はりをします。
若干、火種がくすぶっていますので(笑)
これ、放っておくと、突然熱出したり、おねしょしたり、爪を噛んだり…が始まるのです…。
お互いストレスなのでしょう…。
ストレスはコルチゾールのバランスを乱します。
でも、人が精神的に丈夫に育っていくにはストレスも必要。
ただ、ストレスが自分の体の丈夫さに見合っていないと、様々な症状が出てきます。
発熱、おねしょだけではなく、ストレスで円形脱毛症になったり、腹痛を訴えたり、湿疹がでたり…。
大人が「え?そんなことで?」と思うことも、子どもにはストレスだったりします。
そんな時に、適切に休ませてあげないと、こんな時はどうしたらいいのか?ということがわかっていない子どものうちは、対処できません。
まだ、イライラをぶつけてケンカしているだけのうちに、手をうってあげましょう。
我が家の姉弟ケンカ。
下の子が小学校へ上がる前なら、耳の周りを歯ブラシでかるくトントンしてあげていました。
ここは足の少陽胆経の経絡が通るところ。
ストレスは肝の疏泄を邪魔して熱を発生させ、表裏関係にある胆に熱が波及します。
これを歯ブラシでトントンして、瀉法をすることにより発散させるのです。
↑なんのこっちゃいな?ですよね( ̄▽ ̄;)
でも、これ、ケンカして頭に血が上っている時にやってあげると、ピタッと静かになります(´艸`*)
子どもはまだ腎がしっかりしていません。
腎はカーッと上昇しやすい気を下へ引き下ろしてくれます。
疲れて、腎がしっかりできないと、下で引っぱる力が低下しますので、カーッと上昇します。
腎は、ちゃんとした食生活、睡眠で蓄えられていきます。
毎日ケンカが多い子は、一度、生活パターン、食生活の見直しを!
油っこいもの、甘いものが多くありませんか?夜更かししていませんか?
たまにかな?という子は、その時何か疲れることはなかったかな?とチェックを。
行事前で忙しかった?親が忙しかった?
我が家は、小学校入学直後、運動会前がひどかったですね。
そろそろ学習発表会の練習が始まります。
また、様子をみながら小児はりをしていかなくっちゃ!
兄弟ケンカの原因は、性格の問題ばかりではないんですよ~。
気になる方は小児はりへ。