江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』を読んで、日頃の養生に活かすシリーズ。
今回は、巻第三飲食上、三十一。
いろいろの食べ物は、みな新しい生気のあるものを食べるがよい。
古くなって臭いが悪く、色も味も変わったものは皆気を塞いで、とどこおりやすい。
食べてはいけない。
…あたりまえですね。
ただ、今は「熟成肉」や「熟成魚」が人気らしいのですが…。
納豆とか、チーズとか・・・
あえて食材を古くして食べるものもありますが。
新鮮な季節の野菜を食べると、体の中が清々しく感じるのは気のせいではないと思います。
今は、白菜がおいしいですね~。
クリスマスやお正月、忘年会、新年会は、お刺身やお寿司を食べる機会が多くなるかと思いますが、くれぐれも新鮮なものを。
でも、疲れて胃腸が弱っている人は、魚介類は控えた方がよいかと思います。特に牡蠣は・・・。
参考文献:
『図解 養生訓』斎藤 孝 著
『養生訓 (中公文庫) 』貝原 益軒 著 松田 道雄 訳