江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』を読んで、日頃の養生に活かすシリーズ。
今回は、巻第三飲食上、二十四。
友人と一緒に食事をするとき、おいしいものに向かうと食べ過ぎになりやすい。
…たしかに。
ついつい話が弾んでお酒がすすんでしまいますね。
お酒がすすむと、ついつい食べ過ぎてしまうし。
そして、主婦の悲しい性か、ちょっと残っているものはもったいないからと食べてしまう…(笑)
楽しみが最後まで行くと悲しみのもとになる。
次の日、胃腸の調子が悪くて最悪な気分になります(笑)
ほろ酔いでお開きにできる友人と飲むと、いつまでも楽しさだけが残っていいですね。
お互い節度を持って…。
と、言いたいところですが、友人との飲み会はそうもいきませんね(;^_^A
花は半開の時に見、酒はほろ酔い加減に飲むといったようにするがよい。
今日に乗って戒めを忘れてはいけない。
欲に制限を付けないと禍になる。
…とのことです。
友人と一緒に食事をするな、とは言っていません。
お互い、悲しい思いをするまえに、楽しいところでやめておきましょう、と言っています。
参考文献:
『図解 養生訓』斎藤 孝 著
『養生訓 (中公文庫) 』貝原 益軒 著 松田 道雄 訳