養生訓:気の滞りは病気のもと

江戸時代に書かれた貝原益軒の『養生訓』を読んで、日頃の養生に活かすシリーズ。

今回は、巻第一総論上、三十九。

 

気血津液がきちんと巡っているのが大切と常日頃よく言っています。

貝原益軒も、「気は体の中全体にあまねく行きわたるべし」といっています。

 

怒りや悲しみ、憂い考え過ぎると、気が胸に集中して滞ります。

体の隅々に気が巡らなくなると、病気になってしまいます。

 

そんな時は、ため息をつくといいですね。

ため息をつくと幸せが逃げる、なんて言われたこともありますが。

逃げる幸せもないから、ため息をつきたくなるんですよ。

それなら、ため息をついて、気の滞りを取り除き、気を巡らせて幸せを探しに行動すればいいのです!


参考文献:

『図解 養生訓』斎藤 孝 著

『養生訓 (中公文庫) 』貝原 益軒 著 松田 道雄 訳


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