おはようございます、鍼灸師の小川直美です。
二十四節気、今日から大寒(だいかん)。
冬最後の季節。
寒さがピークになるときです。
ただ、冬至は過ぎているので、夕方、日が長くなっているのを感じてうれしいです。
実はこの時期にしっかり寒さにあたっておくことも必要なのです。
次に来る季節はいよいよ立春。春です。
春は四方八方へ伸び伸びする季節。
でも、伸び伸び広がるためには、その前にキュッと縮まっておく必要があります。
そして、発散させるものを溜めておく必要もあります。
今はあまり、汗をかいたり、はしゃぎ過ぎたりしない方がよい季節なのです。
暖房のきいた部屋でTシャツ姿でアイスクリーム…。
ではなく、
足の裏や腰、おへその辺りにカイロを貼って、首や足首を暖かくくるんで、灯油代・ガソリン代を節約して過ごす。
のが、今年はおすすめです。
冬の貴重な運動【雪かき】も、今年は出番が少ないですからね・・・。
5本指靴下に足裏カイロを貼り、この上にもう1枚靴下を履くと、暖かいです!
おすすめのツボ:湧泉
足が冷えていると、のぼせや内臓が冷えて働きが鈍る原因にもなります。
特に、冷えて湿り気のある方が気になります。
湿っていると余計に冷えます。
靴下は、内側に綿や絹など吸湿性のよい5本指の靴下を履きましょう。
厚地のモコモコした靴下1枚よりも、中に吸湿性のよい5本指靴下を履いてあげるだけでかなり違います!
スカートを履くため、普段はタイツで過ごされる方も、今は短めの薄い5本指の靴下がありますので、それを履いてからタイツを履きましょう。
おすすめのツボは、足の裏にある湧泉。
足の少陰腎経の経絡の最初のツボです。
腎経の経絡は体をキュッと引き締めてくれる経絡。
湧泉にお灸をしながら、外界の陽気が増してくる季節に備えましょう。