こんばんは。
子どもを元気に、ママを笑顔にする鍼灸師おがわです。
今日は満月ですね🌕
満月の日は、月の引力が最も強くなり、海面も上昇するほどです。
人間の体は、子どもで約70~75%、大人だと約60~65%、老人では50~55%が水分と言われています。
海と同様に、人間の体も月の引力の影響を受けて、体の水分が体の中を引っ張ることは想像できますね。
特に、血管には交感神経が巻き付いています。
その神経が伸ばされると、交感神経が緊張して自律神経が乱れやすくなります。
とくに偏頭痛は、血管の拡張によるものとされていますので、頭痛が起こりやすくなります。
交感神経が刺激されるために、イライラしやすく、ケンカも多くなりがちです。
殺人事件や交通事故が増えるという研究もあります。(アーノルド・L・リーバー『月の魔力』)
また、体が月のある空に向かって引っ張られていることから、体も全体的に膨張して、低気圧が来ている状態と同じような状況になります。
(ひどい低気圧が来て、天気も大荒れだったので、調子が悪い人が多かったのでは…?)
低気圧は空気の密度が薄い状態。標高の高い山に登ったときと同じです。
登山にポテトチップスなどを持っていくと、袋がふくらみます。
人間の体も、気圧が低くなると膨張して膨らむのです。
すると食欲が増えたり、むくんだり、お腹も張りやすくなります。
ダイエットには不向きですね…。
膨張すると体も緩みやすくなるので、出産ラッシュになりやすいと昔から言われています。
生理が来る女性も多いと思います。
満月に向かって骨盤も開いていき、その開きが最大になる時に生理がくると、生理痛も少なく、体に溜まった血液をきれいに出し切れるとのことです。
(目に見えてわかる程度ではありませんよ!微妙な感覚の話です。目に見えてわかる程度に緩んだら歩けなくなります!)
最近は、このリズムがくるっていて、生理痛どころか子宮筋腫や内膜症に悩む女性が増えていますね。
四季や月のリズムを感じられる程度に過ごすゆとりのない方が多いせいもあるのかな?と感じています。
🌕満月前後の養生🌕
・ストレスで自律神経を乱さないようにし、23時前にはお布団に入って寝る。
・お風呂につかって体を温め、体を冷やさない。特に足!
・物事をネガティブに考えない。(自分が思っているほど、他人は自分のことなんて気にしていません。多少、傍若無人くらいが調度いいのです)
・生理中に体を冷やす、スマホやパソコンで目を使い過ぎる、夜更かしは、より血が不足します。
満月の前後は自律神経が乱れたり、抑うつになる方が多いです。
逆に、普段からこころも身体もギュッと縮まっていることが多い方は、伸び伸びできたり、やたらとテキパキ動けて普段片づけないようなところまで大掃除しちゃったり…、頭に気血が昇ってイライラしてしまったり…ということがあるかもしれません。
みなさまは、どっちタイプでしょうか?
満月になると調子が悪くなる方は体をキュッと引き締めるように、活動的になったりイライラしてしまう方は緩めるように、鍼をおき、灸をすえていきます。
どんなお月さまでも、お天気でも、毎日心地よく過ごせますように…。