こんばんは。
子どもを元気に、ママを笑顔にする鍼灸師おがわです。
秋分の日。
昼と夜の時間が同じになります。
昼を陽、夜を陰としたとき、今日を境に陰の時間が増えます。
陰はエネルギーを鎮め、沈んで収斂し固まるイメージ。
陰の季節にしっかり収斂し固めておくことで、陽の季節にしっかり発散し活動ができるのです。
発散していたら、消耗しやがてエネルギーも枯れていきます。
日が短くなって、気分が落ち込みやすい季節ではありますが、陰のピークとなる冬至に向かって、しっかり収斂していきましょう!
そしてもう一つ、「秋のお彼岸」という日でもありますね。
みなさまは、おはぎ食べましたか?
日本はもともと農耕民族です。
春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰があります。
桜には畑の神様が降りてくるといわれ、お花見をする風習は豊作を祈ることがら来ています。
大昔、山の神様である祖先の霊を春分以前に山から里に迎え、秋分以降に里から山へ送る儀式が行われていました。
それが、仏教の浸透とともに秋分は「秋の彼岸」として祖先を供養する意味を持ち始めたと言われています。
おすすめのツボ:少商
手の太陰肺経の井木穴です。
『太陰の出るところ、心下満つるを治す』
秋は肺の脈気が盛んになる季節。
なのに、気分が落ち込んで、ため息ばかり出るようになった時に使うツボ。
指をつまんで、揉み揉みしてあげてもいいですね。
おすすめのアロマ:フランキンセンス
こころに静けさをもたらす香り。
秋はいつまでも浮かれていないで、心を落ち着かせる季節です。
美肌効果も高いので、お肌の乾燥が気になり始める今の季節にぴったりですね。
おすすめの食材:きのこ
きのこを煮炊きすると、出てくる水分がトロトロしていますね。
薬膳では胃の粘膜をうるおし、食物繊維の働きを助け、免疫力やスタミナUPの助けになると言われている食材です。
きのこの食物繊維とトロトロで、胃腸の働きをUPして胃腸の掃除をしてくれるだけでも美肌効果に優れた食材といえます!
だって、東洋医学ではお肌と胃腸は表裏関係にあると言っていますからね!
寒くなるこれからの季節、きのこをたっぷり入れて、きのこ鍋、おすすめですよ~♪
お体大切に、楽しい季節を♪