新年、おめでとうございます。
今年もみなさまの健康と笑顔作りのために、日々邁進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日より通常営業です。
東洋医学は、中国の何千年も前の思想が基になっている医学です。
なので、占いなども密接にかかわっていたりします。
易占いの本などを読むと東洋医学の話が書かれていることもありますし、鍼灸治療に易学を取り入れている先生もいらっしゃいます。
望診にてお顔を拝見すると、じゃっかん人相占いっぽくなりますしね(笑)
「脈とお腹を触られたら、不摂生がバレるよ」と言われたことも…(笑)
占いも、東洋医学も、統計学みたいなものです。
経験の積み重ねによって「こういう状態が表れている時は、次はこうなる」という情報を積み重ねてきただけ。
というわけで、新年最初のブログは干支のお話から。
今年の干支は、すでに当サロンのカレンダーをお持ちの方はご存じですね
丁酉(ひのと とり)
干支とは、十干と十二支を組み合わせたものです。
十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)は、五行と陰陽の組み合わせて10種類あります。
十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)は、時間や方位の概念に、それぞれ12種類の動物を当てはめたものです。
「干支」というと、十二支をイメージされる方が多いですが、十干と十二支を合わせて「干支」です。
60パターンあり、その年に還暦を迎えた方と、オギャーと生まれた赤ちゃんは、同じ干支になります。
さて、では、今年の「丁酉」をみていきましょう。
十干の「丁」は、陰の火。
草木の茎がしっかりしてきた状態を意味しています。
まさに五行でいうところの「火」。夏の状態ですね。
成長が安定する季節です。
十二支の「酉」は、季節なら秋、時間なら夕方、方位なら西。
つまり五行でいうところの「金」です。
収穫して納める季節です。
すくすくと成長して収穫を迎える年になりそうです。
しかし、東洋医学または陰陽五行に詳しい方なら「あら?」と思いませんか?
そう、「火」と「金」で、今年の干支は相剋関係(相手を抑える関係)になるのです。
丁酉は「火剋金」となり、『収穫期の利益を、成長が安定した新しい出来事が抑える』という意味になるのです。
手にした利益をそのまま蓄えるのか?
将来に向けて、成長のために利益を使うのか?
どちらを取るか迷う年にもなる?というわけなのです。
相剋関係は、剋すもの(つまり、今年なら丁)が剋されるもの(今年なら酉)の働きを抑える、という意味になります。
しかし、つね日頃、私が行っている経絡治療では、この相剋関係を、「剋されるものが働き過ぎないようにバランスを取っている」という言い方をしています。
相剋関係って健康を維持する上では、相生関係と同じくらい必要なものなんですよ!
そう考えると、今年の運勢は「酉」がオーバーしないように、「丁」が抑えてバランスを取っている、と考えることができますね。
収穫し過ぎて、利益でウハウハ浮かれないように、新しい茎にしっかりと投資しましょう。
…ってところでしょうか?
というわけで、カレンダーの文字を
「こころに灯火」
としたのです。
大火事起こしてウハウハ浮かれていたら「金」である「酉」を剋して(抑えて)しまいますからね!
そして、しっかりと実り多き1年にしてくださいね。
カレンダーまだありまーす!欲しい方は言ってね♡
今年も、顔ハメパネルあります(笑)←だ~か~ら~、何屋さんだってば!!
うちの子どもたちの出演も、いつまで続くことやら…(笑)
今年も、時間帯や曜日によってはにぎやかになるかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m