子どもを元気に、ママを笑顔にする鍼灸師おがわです。
手湿疹、手荒れにお悩みのお母さん、多いですね。
原因を見つけて治していきましょう~!
第10回目は、悪化の原因が『肩こり、運動不足』の方。
体を動かすことが少なくなった現代人、巡りが悪くて、流れが滞り、肩こりになっている方は非常に多いです。
運動不足、肩こりになると、肩の気血津液の流れが悪くなります。
悪くなると、もちろんその先の手の気血津液も巡りが悪くなります。
気が巡らなければ、血もうるおいも巡れず、防御作用も働かない。
防御作用が働かなければ、いろいろなものを触る手はその刺激から守られなくなります。
血が巡らなければ、皮膚の材料は運ばれません。
津液が巡らなければ、皮膚はうるおされません。
そして、炎症という火事も鎮火できないし、そこで生まれた老廃物も回収することができないのです。
よって、いろいろな刺激によって炎症を起し、ボロボロになった手は回復せず、また新たな刺激に負けて炎症をくりかえす…。
早く寝ても、食事に気をつけても、何をやっても手湿疹が悪化していくのは、気血津液を巡らせるように動かずにじっとしてるからかもしれません。
動く気力もないくらいにお疲れな方は、鍼灸治療で肩こりを解消して巡りをよくする、という方法もありますよ。
ちなみに、小川は手湿疹が出てしまった時はお灸と小児はりの道具で炎症を鎮め、うるおいを巡らせています。
普段のケアには、保湿効果の高い白樺樹液たっぷりのハンドクリームを使用しています(*・∀・)ゞ