足を温めよう

こんにちは。

子どもを元気に、ママを笑顔にする鍼灸師おがわです。

 

最近、足の冷たい方が多いので、バスソルトの作り方のご紹介です。

 

今回おすすめするのは、お風呂じゃなくて、足浴。足湯です。

ちなみに、鍼灸の前に足浴をしたい方はプラス500円で付けることができます。 

足が冷えていると、実はのぼせやすくなります。

足元で冷やされた血液が戻ってくると、陽気が足りていない人はお腹も冷えます。

血圧が高め、動悸がする、めまいや耳なりがする、生理痛が重い、赤ちゃんを望んでいるのになかなか授からない、妊娠中の方は逆子が治りにくい、更年期障害が辛い…などのお悩みを抱えている方は特に、足を冷やさないで!!

 

東洋医学では血が滞った状態を血瘀(けつお)と言います。瘀血は滞っている血そのものです。

冷えて流れが悪くなると、血瘀になり、これは刺すような痛みをもたらします。

詰ってしまうと、その先は十分に血が巡らないため、血虚(けっきょ)の症状があらわれます。

血虚になると、冷える、力が入らない、痺れるといった症状がでます。

血そのものの全体量が足りないのか?血が巡っていないのか?は、肌の色を見て考えます。

紫色なら血瘀、白なら血虚。

他にもチェックポイントはありますが、簡単に言うとそうなります。

 

特に、手のひらを見て、母指球の辺りが紫色、唇の色が紫色の方は、足浴がおススメです。

(白い方は、胃腸に負担をかけるような食べ物を避けて、ゆっくり休んでください…)

 

足浴で足を温めるだけなら、全身から汗が噴き出すことはありません。体のうるおいを守ることができます。

でも、足で温められた血液が内臓に戻ってくるため、全身が温まります。

暖まることによって、血管も拡張し流れもスムーズになります。

水圧による血圧上昇の心配もないので、血圧が高めの方でも安心して行えます。

お風呂に入るよりも疲労感がないため、風邪をひいている時にもおすすめです。

 

ただのお湯でもいいのですが、天然塩を入れると血行を促進して保温効果がアップします。

さらに、体を温めたり血行を良くしてくれるアロマオイルを使うとなお、効果的ですね。

しかも、よい香りは気の巡りをよくしてくれます。

 

血は気によって押し流されているので、アロマオイルを使うのは一石二鳥にも三鳥にもなります。

~天然塩を使ったバスソルトの作り方~

1回に使用する量は、天然塩大さじ1杯に対して、精油が1滴~3滴が目安です。

精製され過ぎたお塩ではなく、天然のミネラル豊富なものをお選びください。

ネットで検索するとバスソルト用の岩塩なども販売されています。

 

~おすすめの精油~

オレンジ、柚子、ジンジャー、ゼラニウム、スイートマジョラム、イランイラン、ジュニパーベリー、サイプレス 

温めた後は、よく拭いてから靴下の重ね履きを。

きつくなるほど重ねると血行が悪くなってまた冷えるので、おすすめは暖かい厚地の靴下の中に、綿や絹などの化繊ではない吸湿性の良い5本指の靴下を履くことです。

 

最近よくある、発熱する線維でできたものは、乾燥肌の方にはおすすめしません。乾燥が悪化します。

足カバーやルームシューズ、レッグウォーマーなども活用しましょう。

「スカートだからタイツはいているんです」という方も、今は足先だけのシルクの5本指靴下もかなり出回っています。

 

だまされたと思って、やってごら~ん。体が変わるから!

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