こんにちは。
札幌 西区 子どもを元気に、ママを笑顔にするセラピスト 小川です。
昨日のブログ『発達障がい、認知症、不妊が増えた・・・?』の続きです。
本日は腎と脳との関わりについて。
発達障がいは脳機能障害の一種であり、他の人とコミュニケーションをとったり、普通に社会生活を送ることに困難を感じる場合があります。
先天的な特性で、治すことはできませんが、周りのサポートや環境により困難を最小限に抑えて生活していくことは可能です。
100人に数人の割合で生じるといわれ、多くの場合、知的障がいを伴わないものをいいます。
注意力が極端になかったり、多動であったり、他とは一切関わりを持とうとしなかったり、ある特定の学習だけ理解ができないというのもあります。聴覚や嗅覚が異常に過敏であったり、ちょっとしたことにビクビクしやすかったり。
そうかと思えば、小学校に上がる前から掛け算を覚えてしまったり、音楽が得意だったり、特定の物事に対して記憶力が非常によかったり、いわゆる『天才』と呼ばれるような子もいます。
うまく個性を伸ばして仕事や生活に活用していけるようになると、生活能力もあり、大人になっても苦労が少なくて済みますが、うまくフォローしてもらえる環境にいなかったために大人になっても何かしらの苦労を抱えてしまう人もいます。
もちろん、発達障がいとは気づかずにそれなりに人生を過ごせてしまう人もいるかもしれません。(周りはどう思っていたかは別として)
発達障がいの表れ方は、その子その子によって違います。
自閉症、ADHD、学習障害…といろいろありますが「脳・神経系の発達のアンバランスさ」とみた方が良いかと思います。
発達障がいは、障がいと言われていますが、個性が強すぎるだけと考える方が自然かもしれません。
ただ、時として強すぎる個性は集団生活をするうえでいろいろな障がい・困難をもたらします。
また、ネグレクトなどにより、後天的に発達障がいのような症状をみせる子もいます。
ここでは、お子さまに見られる『先天的な脳や感覚の発達のアンバランスさ』と思って読んでください。
詳しく説明していると、ブログ記事に収まるボリュームではなくなるので…^^;
加齢など後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態です。
脳をMRIなどで見ると、萎縮がみられます。
記憶障害と見当識障害(時間・場所・人物の失見当)、認知機能障害(計算能力の低下・判断力低下失語・失認・失行・実行機能障害)などがあらわれます。
初期はささいな質問に急に答えられなくなり、不安から周りの家族に八つ当たりをしたり、じっとしていられずに同じところをグルグル歩き回るといった行動がみられるようになります。
ここでは、症状が改善していくことはない『急激な脳の老化』と思って読んでください。
腎は『先天の本』両親から受け継いだ、生まれ持った生命エネルギーを貯蔵しています。
35歳以上の高齢出産になると、発達障がいなど先天性異常の発症率が高くなるのは事実としてデータがあります。
発達障害の発生する確率は、25歳で1/1200、30歳で1/880、35歳で1/290、40歳で1/100、45歳で1/46という高齢出産で高くなる傾向がみえるとのことです。
東洋医学では腎が充実してくると『天癸』というものが充実してくると書かれてあります。
昨日の上古天真論の原文にでてきます。
これは現代医学でいうところの性ホルモンではないかと言われていますが、自分から分け与えることのできる生命エネルギ―+栄養物質と思ってもいいでしょう。
35歳を過ぎても、妊娠出産を望まれる方は、ぜひぜひ、腎を消耗しない生活を心がけてくださいね。
28歳でピークを迎え35歳で老化が始まると上古天真論で言っているということは…、もうその齢からは子どもに分けあたるための腎が充実していかないことを意味しています。
ここらへんの詳しい話は次回に。
そして、腎と関係の深い部位は、骨・髄。
脳は髄がたくさん集まっているところということで「髄海」と呼ばれます。
髄は、骨髄も指しますが、脊髄や脳、目の中、感覚神経なども含むとイメージしてください。
と昨日、書きました。
両親から受け継いだ生命エネルギーを貯蔵している所と、脳・神経経と関わりの深い所は『腎』。
生まれ持った生命エネルギーは、飲食物を消化して取り出したエネルギー源によって補充され、体の元気の元となります。
特に腎は、身体のうるおいを調節しています。
腎にしっかりとうるおいが満たされていれば、脳もプルプルして、神経の情報の伝達もスムーズになります。
しかし身体がどんどんうるおいを失っていくと、これらの動きはスムーズに行かず、ぎくしゃくし、脳は委縮してきます。
両親から受け継いだ生命エネルギーが少ないと、生命力が弱いだけではなく先天的なトラブルを抱えやすくなります。
神経情報の伝達がスムーズでなかったり、脳の情報処理能力がアンバランスだと…
発達障がいと同じような状況になりますね。
うるおいが脳をプルプルにできずに枯れてくると…
認知症と同じ状況になりますね。
また、腎と関係の深い感情は、恐・驚とも、昨日書きました。
腎は身体の下の方でどっしりと構えている臓です。
ココロや気持ちがフラフラしないように重りの役割を果たしています。
しかし、腎が弱ってくると重りの役割を果たせなくなり、ちょっとしたことでもココロがフラフラして、ビクビクしたりオドオドするようになります。
多動や感覚過敏、認知症の初期に見られる不安感、徘徊などはこれにあたります。
ただ、発達障がいと認知症が大きく違うのは、腎がこれから充実していくのか?衰える一方なのか?ということです。
子どもは、身体がピークになる4×7歳、4×8歳をめざしてドンドン成長していきます。
この子は腎が不足しているから、大事に大事に育てよう、成長したときに困らないよう工夫してあげよう、と思えばまだまだいくらでも症状改善の余地はあるのです。
消耗させる一方で育ったお子さまよりも、充実した人生を過ごす可能性もあります。
これが、5×7歳、5×8歳になると、残った腎で生活をしていかなければならなくなります。
生まれた時の身体に占めるうるおい分を100%と考えると、50歳では50%になります。
当然、うるおいの減った皮膚はカサカサし、シワも出てきます。
身体の中では、潤滑油のなくなった機械のように動きが悪くなってきます。
目に見える、身体で感じる部分は早期に老化を感じやすくなりますが、目に見えない、老化を感じない所は気付きにくいですね。
脳のうるおいもいつの間にか減っているのです。
そして、
最近やたらと物忘れが激しいな…
自分の誕生日が思い出せない
住所が書けない
…といったことに気付いたころには認知症が始まっています。
うるおいも減っているのでココロが不安でざわざわしてきます。
身体を巡る気血津液を体内にしまい込む力がなくなるために、夜になっても眠りにつくことができずに夜中に徘徊。
夜に眠らなかったために身体が休まらず、日中は無気力になって昼寝ばかり。
5の倍数になると老化が始まるということは、腎は充実してこないということです。
人間は何もなければ100歳くらいまで生きられるように設計されているため、残りの腎で100歳まで生きられるように大事に使っていかなければなりません。
医学が進歩したため、最近はなかなか死なせてくれなくなりました。
自分の意識がなくなっても、生かされる。
自分本来の心臓はもう止まっていてもおかしくないのだけれど、ペースメーカーが入っているから止まっても動かされて生かされる。
子どもたちは自分達が生活していくだけで精いっぱいで、自分の面倒をみてもらうわけにはいかない。
でも、死なせてももらえない。
そうならないために、腎は大切にした方がいいのです。
100歳まで現役でいるつもりで身体を大事にしなければ、医療費をパンクさせ、人数の少なくなった働き盛りの子どもたちにのしかかって人生を壊しかねません。
腎の時間は夜。
その日1日使ったエネルギーや栄養分の残りを貯蔵する時間です。
夜遅くまで起きていると、いつまでもエネルギーを必要とするので、腎に蓄えることができません。
老化のスピードが気になる方は22時までには寝ましょう。
小学校入学前のお子さまは20時、小学生は21時までに!
腎の色は黒。
黒い食べ物をよく噛んで食べましょう。
黒ゴマ、黒豆、海苔、わかめ。
腎に似た形のものを食べましょう。
そらまめ、カシューナッツ、エビ、牡蠣。
日本人のエネルギー源はやはり穀類。
お米をよく噛んで食べましょう。
腎を傷つける味はしおからい(鹹)。
塩分、とくにナトリウムのおおい精製された塩は身体からうるおいを脱水させます。
とるなら天然塩がおすすめです。
科学調味料の多いものも腎を傷つけます。
食事の後に、ノドが渇く、舌がヒリヒリするような状態は取り過ぎです。
スマホやゲーム、テレビ、夜の電灯などは目から入って過剰な刺激となります。
目や脳に負担をかけますので、程々に。
適度に身体を動かしてリフレッシュしたり、ストレス解消する方法を見つけましょう。
↑ざっくりと大切にする方法を書いてみましたが、なかなか普段の生活ではできていないな~と感じることが多くありませんか?
ものが豊富になり、栄養状態もよくなったはずなのに、なぜか腎が不足気味の人が増えてきた。
それは、便利過ぎる時代のせいなのかもしれません。