昨日2月14日(日)の北海道新聞朝刊16ページ目に興味深い記事がありましたので、ご紹介です。
『子育てカルテ』と題して、のえる小児科院長、瀬川雅史先生のコーナーのようです。
のえる小児科は豊平区にあり、母乳育児支援センターもやっているようです。
「母乳で育てている4ヶ月の赤ちゃんがいます。
インフルエンザにかかり、薬を処方されましたが授乳しても大丈夫でしょうか?」
という、母乳育児中のお母さんからの質問に回答されていらっしゃいます。
授乳はOK!
とのことです。
小児科の先生に言っていただけると安心して授乳できますね。
お母さんがインフルエンザウイルスに感染し、症状が出るまでに約2日。
その間に免疫物質が母乳中に出るように準備されるそうです。
そのため、授乳をやめるよりも続けた方が赤ちゃんがインフルエンザにかかった時、軽くなると考えられているようです。
また、インフルエンザに感染し、お母さんがインフルエンザ薬を飲んでも、母乳中に薬はほとんど出ない。
出たとしても、赤ちゃんにはほとんど吸収されないそうです。
解熱薬(アセトアミノフェン)も母乳にほとんど出ないので、授乳には支障がないそうです。
ただし、インフルエンザは飛沫感染でうつります。
授乳前によく手を洗い、マスクをして、赤ちゃんの顔に咳やくしゃみをしないように気を付けましょう。
ちなみに私が下の子を出産したときは
「イブは大丈夫だから、いよいよ辛い時は使ったらいいよ~」
とのことで、頭痛の時のために常備しておりました。
基本的に鍼灸院通いで予防をしていたので、ほとんど使っていなかったような気がしますが…。
「よくわからないから、とりあえずやめておきなさい」
と言われて、辛いのを我慢するよりは、こういう情報を教えてもらえるのは、ありがたいですね。
あ、小川はなんでもかんでも鍼灸で治そう!予防しよう!という西洋医学否定派の人間ではありません。
効くものがあって、害がないものであれば使って早く治った方がいいよね~という、タイプです。
無理にお薬を我慢したり、わざわざ粉ミルクを用意しなくてもいいんだ!とわかるだけでも安心ですね。
ただでさえ「待った無し!」の赤ちゃんのお世話は大変なのに、インフルエンザになるとますます大変!
赤ちゃんのお世話も大事ですが、お母さんご自身の身体も大事にしてあげてくださいね。